イタリアの食べ物

イタリア旅行の楽しみの一つは何といっても食べ物。イタリア料理は日本でも定番になっ ているが、やはり現地は食材の違いが大きい。ただし、日本のようにフランチャイズ化された店がほとんどないなど、食事の事情も結構違う。そこで、比較的気 軽に食べられる手段をまとめてみた。

トラットリア、リストランテ

牛肉の煮込み 日本でいうレストランの分類。チェーン展開している店はほとんど見かけず、たいていは高級なリストランテ(ristorante)か大衆的なトラットリア (trattoria)の2種 類の個人経営店。ユーロ高の影響かトラットリアであっても結構値段は張る。サラダ、パスタ、メインの3皿を二人で取り分けて30ユーロ弱(約4000円) くらいだった。席料(coperto)、パン代(pane)、水代、チップ(10%くらい)なども込みだが、本来はワインを頼むのが当り前のようなので もっとかかると思う。

店によって当たり外れは結構大きい。観光地周辺には観光客をターゲットにしたテキトーな店が多い。英語は通じやすいが値段が高く味も今いち。

地元の人が行くような店であれば良いのだが、どの店が良いのか見分けるのは難しい。こういう店はイタリア語しか通じないことも多く、東洋人(=どう考えて もイタリア語だけはしゃべらなそう)と見ただけで店員に避けられることもあった。店に入るなり「ボンジョルノ!今日はうまいものを食いに来た。頼むぜオヤ ジ」とまくしたてるくらいにイタリア語ができればなぁとは思うがなかなか厳しい。

トマト、バジル、オリーブなどのイタリア料理特有の食材を生かした料理は非常に旨い(店によるが)。パスタもニンニクやバジルなどはっきりとした味付けに なっていて日本とは一味違う。

セルフサービス、ファストフード

セルフサービスは、カウンターに並んだ作り置きの料理を選んで食べる店。テイクアウトできることも多い。パニーニならだいたいどこでも置いてあり、あとは サラダや焼き物など。気楽で便利な点は良いのだが、作り置きが基本なので外れも多いのではないかと思う。一言で言えば、日本のケンタッキーには負ける。う まいセルフサービス店が見つかるなら使えると思うのだが、それなりにどの店も観光客ではやっていて、外から良し悪しを見極めるのは難しい。

ファストフードはほとんどなく、McDonaldだけが観光地や駅前に進出している。日本とはメニューが違うのが目をひくが、妙にうまくなかった。どこか でパニーニを買った方が良い。

カフェのランチビュッフェ セルフスタイルで比較的良かったのは、カフェのランチビュッフェ。一皿とり放題で5ユーロ(700円)。一皿売りで一回限りなので写真のように山盛りになる。前菜類やキッシュなど特徴的な料理が揃っていて、 昼食向けでは満足度が高かった。ただし写真手前のアンチョビは異様に塩からく、「これだ!」と思って沢山とったがためにダメージが大きかった。自家製じゃないと思うので、どこも似たようなものじゃないだろうか。オリーブはうまい。

スーパー

店を探すのにくたびれてくるとスーパーで買ってホテルで食べるのが一番ラクなんじゃないかと思えて来る。農業製品が豊富な国なので、加工肉やチーズなどは うまい。パニーニやピザなどを売っているコーナーもある。ホテルだと加熱や食器がないので結局買い食いはできずだったが、プラスチックのスプーンくらい 持って行けばヨーグルトくらい買いたいところだった。コーヒー風味のヨーグルトなんてきっと旨くないに違いないのだが買ってみたくなる。スプーンくらいレ ジでもらえるのかもしれないが、異様なまでに行列していてさらに英語が通じないかもと思うと交渉する気力も出ない。

街歩きに必需品の水はスーパーで買うと安い。レストランだと1.5ユーロするが、スーパーでは0.5ユーロを切る。ただし、棚管理はテキトーなので夜遅く で全部売り切れてることもあった。

(2005.5.8)